コンテナハウスをオフィスに!
活用のメリットデメリットとおすすめ活用法

最近話題のコンテナハウスをオフィスとして活用するメリットデメリットについて詳しく解説しています。また期間限定の宣伝用オフィスとしての活用方法についても紹介しています。

近年話題のコンテナハウスには様々な使用方法が期待できます。代表的なものにはオフィス、ショップ、カフェ、シェルターなどが挙げられますが、中でも急増しているのがオフィスとしての利用です。そこで今回はコンテナハウスをオフィスとして活用するメリットデメリットや、「こんな活用にもおすすめ」という活用法について紹介していきます。

コンテナハウスを活用するメリット

コンテナハウスをオフィスとして活用するメリットはいくつかありますが、ここでは例として
・簡単にオフィスが作れる
・オフィスの移転が楽
・おしゃれに仕上げやすい
・施工期間が短い
・増築、減築が比較的簡単
・賃貸物件としても利用可能
以上6つを紹介していきます。

簡単にオフィスが作れる

コンテナハウスは従来の建築物よりカスタマイズ性が高く、比較的早く建ちます。そのため、活用することによって簡単にオフィスを作ることが出来ます。「小規模だから小さめが良い」という場合にもコンテナハウスなら、小さめのコンテナ1つから建てられるので、事業や使用感に合わせた規模のオフィスを作りやすいです。またコンテナハウスはカスタマイズ性が高いため、外装にこだわることで視覚によって周辺へ事業のアピールができ、大きなメリットとなりえます。内装もかなり自由がきくので、外装とあわせ唯一無二のオフィスに仕上げられます。

オフィスの移転が楽

コンテナハウスを活用したオフィスは規模にもよりますが、コンテナごと移転することが可能です。例えば、使用コンテナが1つのみといったシンプルなオフィスであれば、オフィスまるごと移転先へ引っ越しが可能です。これにより新天地でも同じオフィスが使用できます。従来であれば引っ越しするとなると、新しいオフィスを探すことが必要不可欠でしたが、その手間を省くことが出来るのもコンテナハウス活用のメリットです。もちろんコンテナごと移転するとなればコストはかかりますが、オフィスを引っ越しさせる手間を短く、シンプルに済ませたいのであれば、コンテナハウスを活用したオフィスがおすすめです。

おしゃれに仕上げやすい

コンテナハウスは外装、内装ともにデザインを自由にできるため、デザイナーズオフィスのように仕上げることも出来ます。通常の賃貸オフィスでは、建物の設備一体化などによって、使う側のイメージや理想を反映出来ない場合が多いです。しかしコンテナハウスを使えば自由なカスタマイズができます。外見にインパクトを持たせたいのであればコンテナハウスを活用することをおすすめします。

施工期間が短い

コンテナハウスはすでに出来上がったものを運んで組み立てるので、材料を運び骨組みを組むなどの作業が必要ありません。そのため圧倒的に施工期間が短くなります。従来のオフィスであれば、物件探しや建築などの必要があり、オフィスとして使えるまでに時間を要することが多かったです。しかしコンテナハウスを活用したオフィスならその期間の短縮ができます。

増築、減築が比較的簡単

コンテナハウスを活用したオフィスは、従来の物件より事業の拡大縮小に対応しやすいです。理由はあとからコンテナを加えたり、コンテナを取り外したりという増改築が簡単にできるからです。従来であれば事業の拡大縮小により、現状より大きい、もしくは小さい物件を探す必要があったため、なかなか希望条件に当てはまる物件が見つからないことも多々ありました。しかしコンテナハウスを活用すれば、増改築が簡単なため移転が必要なくなる場合も出てきます。最初だけでなく、その後の状況に柔軟に対応できるようにするという意味でも、コンテナハウスを活用したオフィスはおすすめです。

賃貸物件としても利用可能

コンテナハウスを活用したオフィスは、賃貸物件としての利用も可能です。例えば2階建てとして建設し、入り口などを含めそれざれの部屋を独立させれば、1階を自身のオフィスとして運用し、2階をオフィスを探す他の業者に貸すことも可能です。そうなった場合には、家賃収入も期待でき、オフィスをお得に活用できます。コンテナハウスの場合、2階を作ったとしても建設にかかる費用が2倍になるわけではないため、一度検討されることをおすすめします。

コンテナハウスを活用するデメリット

コンテナハウスをオフィスとして活用する際のデメリットは主に
・木造建築よりコストがかかる場合がある
・建てる場所が限られる
以上の2つが例として挙げられます。

木造建築よりコストがかかる場合がある

コンテナハウスをオフィスとして建てるには、複数の要因によって費用がかかります。例えば機材費、コンテナ代、土地代などです。そのため初期費用がローコストにならない場合もあります。たしかに従来のオフィスよりローコストで済む場合が多いですが、「よくよく見たら木造と建築費が同じくらい」ということもあるので注意が必要です。長期的に見ればコンテナハウスをオフィスとして活用する方がコスパが良いことも多いのでしっかり吟味して下さい。

建てる場所が限られる

コンテナハウスを使ったオフィスを建てるには、ある程度の広さが必要不可欠です。建材として運び込まれるコンテナは、ある程度組み立ててあるものなので、大型トレーラーやトラックで運び込まれます。そのため敷地付近の道路がせまかった場合、コンテナを運び込めずオフィスが建てられません。また建築基準法上、「倉庫を建設できない第一種低層住宅専用地域」などにあたる場合も、建設不可になるので建てる場所には注意が必要です。

こんな活用にもおすすめ

コンテナハウスを活用したオフィスは、本来長期的な利用が目的の場合が多いです。しかし近年プレハブに代わり「期間限定の宣伝用オフィス」としての活用もされ始めています。ここでは、この活用法がおすすめできる
・撤去、再利用が簡単
・プレハブにはない自在性
以上2つの理由を紹介します。

撤去、再利用が簡単

コンテナには様々なサイズがあり12フィートコンテナや20フィートコンテナといった大きすぎず、撤去しやすいものがあります。期間限定オフィスであれば撤去が楽なコンテナハウスを活用することをおすすめします。また場所を移動することが多いタイプの期間限定オフィスの場合、コンテナごと引っ越すことが出来るので再利用も可能です。

プレハブにはない自在性

期間限定オフィスでは事務所としての側面のほかに、宣伝としてのインパクトやコンセプトが必要となってきます。ですが従来のプレハブオフィスではインパクトやコンセプトがつけづらく、機会損失につながってしまいます。しかしコンテナハウスを活用すれば、外装や内装にインパクトやコンセプトを持たせられるので、そうした問題が解決し効率よく集客ができます。

まとめ

コンテナハウスをオフィスとして活用することのメリットデメリット、期間限定オフィスとしての活用をおすすめする理由は伝わったでしょうか。コンテナハウスは変幻自在で、長期的な利用を考えた場合には非常にコスパが良いです。また一時的な利用を目的としている場合にも、撤去が簡単であったり移動が可能であったりと多数のメリットがあります。ぜひこの機会にコンテナハウスをオフィスとして活用することを検討してみて下さい。